前回の記事(2019年2月)から半年も経ってしまい!
振り返ってみると、やっぱり色々と自分の体で検証していたような…
でも以前は無意識に自分の中で「仮説」を立て、それを「実証」していた気がするのですが
今回は意識的に「仮説を立てないよう」「実証しようと思わないよう」自然な流れに身を任せて、心地よさを追求するアプローチでいたと感じます。
その過程で「症状と感情の関係」を掘り下げるワークに出会いました。
関節リウマチが発症した1年後に「きっと抑圧されている感情が原因だ」とは直観していたのですが、かなり厳重に押し込められていたらしく、この10年間で色々なセラピーを受けて来ても感情の部分が未解決のままだったのです。
今年の春、信頼している方からの薦めで「症状と感情の関係」を扱う2日間のワークショップに出てみたところピンと来たので3時間のセッションを8回ほど受け、続いて「プロ養成コース」にも申し込んで3時間のセッションを6回まで受け(あと2回で完了)、体の関節痛が残っているところの感情を掘り下げ、解放し、気づき、昇華させていくことを集中的かつ丁寧に取り組んで行きました。
その中で「少量の糖質(炭水化物)でも、甘い味というだけでも炎症反応を起こしてしまう」ようになっていた自分の、糖質に対して私が抱いている「感情」についても掘り下げてみました。3日位かけて内観していたところ、
私は糖質を(あるいは今まで避けて来た食品や薬なども)
<敵視していた>ことに気づきました。
自分の体に痛みを与える食品、あるいは副作用をもたらす薬を「敵」とみなして、摂り入れても(嘔吐など)拒絶反応を起こしたり、免疫が過剰反応したり(私の場合、関節炎が悪化)していたわけです。
そこで、7月中旬から「糖質」と仲直りするプロジェクト(?)として
1日に1つ何か「炭水化物」あるいは「甘いもの」を食べてみながら
自分で行った洗脳を解いていくというか、体にも大丈夫だよ~と言い聞かせて
マインドが引き起こしていた部分を丁寧に取り除いていったのです。
(但しリウマチ薬の免疫抑制剤は飲む気がしなくて、1週間に5錠処方されているところ、2週間に2錠位のペースになりましたが)
血液検査は7月初旬にした以来なのでお盆明けに採血してみないとですが、
関節痛のほうは「こういう種類の糖質が、この程度の量、この時間であれば」痛まないというのは分かってきました♪
関節痛は私とか限られた人たちの症状だとして:
・「砂糖」が入っている甘いものを食べると肩こりや首の凝りと疲れを感じます。
・「メイプルシロップ」や「てんさい糖」「ハチミツ」でも凝りや疲れを感じました。
(糖質フリー食をしていた1年間、体の凝りを一切感じなかったので顕著でした。もちろんずっと疲れ知らず!)
・「ココナッツシュガー」の場合、摂り過ぎなければ凝りも疲れも感じませんでした♪
・レクチンフリーの「ステビア」「羅漢果」も大丈夫でした。
・なつめやし(デーツ)やイチジク等の「ドライフルーツ」も1個とか少量なら大丈夫。
・「果物」は少量を、野菜中心の食事の後であれば不快な症状を引き起こさず
グリーンスムージーのように葉野菜の甘味として入っている程度や
コールドプレスジュースの葉野菜や人参やビーツの甘味として入っていても
体の快適さを保ってくれました☆
甘くないけど糖質(炭水化物)の場合:
・ごはんやお煎餅などのお米は、食後に眠気や疲れを感じました。
・小麦粉は、私はお通じのサイクルが長くなって便秘がちになります。
・トウモロコシ(茹でた)は、食後の眠気や疲れは感じませんでしたが、消化し終わった時の空腹感を感じました。
レクチンフリーの炭水化物の場合:
・長芋、里芋などは、砂糖を使った煮物でなければ快適のままでした♪
・あわ・ひえ・きびの粉や麺類は、まだ試していませんが問題ない予感☆☆☆
今回、食品に対する「感情」(私の場合、特定の食品を悪者と決めつけていた)を取り除いて仲直りした上で、万人にお薦めできるな~という食生活は:
(低レクチン+低糖質+良質のオイル)×(菌活+デトックス)です。
あるいは(低レクチン×低糖質×良質のオイル)+(菌活×デトックス)かしら☆
■低レクチン
このサイトでは「レクチンフリー」の食材を紹介して来ましたが、
ドクターが臨床を重ねた結果判明した、あらゆる炎症を起こすと判明した食品たち(しかも健康食品だと思われているものも多く含まれる)を
体に良いと思い込んで積極的には摂らないほうが良いと思うので
(というか私がそうだったので^^ 関節炎まで行かないにはしても、頭痛や肩こり・疲労・だるさ・めまい・鼻炎・副鼻腔炎・咽頭炎・痰・咳・消化不良・便秘など他・・・不快な症状は無いほうが絶対に快適だと思います♪)
自分で食材を選んで作れる時は、できるだけ「レクチンフリー」の食材
お惣菜などテイクアウトする際、できるだけ「低レクチン」のものを
選ぶと良いと思います。
レストランのメニューからも「できるだけ」なのであれば実行可能。
■低糖質
そして「糖質フリー」は、ケトン体を活性化する「ケトジェニック・ダイエット」としてもずいぶん広まって来ましたが(日本はどうかしら?)
6週間ぐらいガッツリできると、ケトン体質になるし(これについても私の経験をベースに特集記事を書いてみようかなと思いますが)
「糖質」や「甘いもの」に対する中毒から解放されて
「空腹感」とも無縁となり、
何と言っても心身が最高に快適な状態になるのでお勧めではありますが
ケトン体質にしないまでも「低糖質」な食生活を送ることは、どんな状態の方にとっても断然良いと思います!
糖質の多い食生活は体の酸化を加速させ、老化も加速しますし・・・。
実行可能なレベルのお勧めは:
・1食の中で糖質に糖質を重ねない。
例えば:
◆ラーメンと炒飯、ソバ・うどんと寿司、焼きそばパン、甘いパンやパンケーキだけの食事にしない。
◆ごはん・パン・麺が中心の食事の後はスイーツをやめておく
◆甘いものを食べたい時は、野菜+蛋白質の食事の後にするとか
◆炭水化物をしっかり食べたい時は、野菜が多めの料理を先に食べるとか
◆アルコールを楽しみたい場合は、野菜と蛋白質ベースの料理を選ぶ
など。
・朝食、昼食、夕食など「食事」に炭水化物が無い状態も「あり」とする
それまで「ごはん」「パン」「麺」だった部分を、野菜で置き換えてみます。
例えば、私の中で「ごはん」「パン」「麺」の代わりになっている食材は:
◎アボカド:1個食べたら、大盛りの御飯を食べた位お腹いっぱいになります。
◎ブロッコリーやカリフラワーの塩茹で(これに有機の「グラスフェッド・ギー」を付けると最高!あとは亜麻仁油の黒ゴマペーストを付けても美味しい!)
◎山芋や長芋を生のまま短冊切りにしたものや、輪切りにしてフライパンやトースターで焼いたもの
◎大根やカブのステーキ(私は根菜をココナッツオイルで焼くのが好き)
◎麺の代わりはキャベツのギー炒め、キャベツとほうれん草のギー炒め
◎オクラを茹でたものも活躍してますし、他にもたくさん!
もちろんサラダとして生野菜もよく食べています。
生野菜は消化力の高い、ランチタイムに食べることが多いです。
(アーユルヴェーダでもサラダを食べるなら夜ではなく10am~14pmの消化力の高い時間にと言われています)
ランチタイムには、私はグリルしたお魚やボイルした魚介類を食べることが多いので、サラダだけでお腹いっぱいにするわけではありません。
例えばエビとアボカドが載ったサラダにするとそれが一食分になったり
ナッツ類などプロテインが入ったグリーンスムージーも、満腹感があってそれだけでランチになります。
■良質のオイル
美味しい食生活が送れて、快適な体を保てる
私がお勧めのオイル、ベスト3は:
1.有機グラスフェッド・ギー(加熱しても酸化しない!滋養たっぷり!至福の味!)
2.有機ココナッツオイル(加熱しても酸化しない!美味しい!スイーツとしても大活躍)
3.有機オリーブオイル(非加熱で、酸化させないよう保存できれば、美味しい♪)
4番目に有機の「亜麻仁油」が来ます☆
私が「亜麻仁油」を美味しく食べられる方法が、未だに「黒すりゴマ」と「海塩」と「亜麻仁油」を和えてペースト状にしたものを、茹でたブロッコリーやカリフラワー他、茹で野菜につけることです。
良質のオイル活用特集記事も書きたいところですが
「ギー」は1年前に紹介した Pure Indian Foods の有機グラスフェッドギーを愛用し続けていますし
ココナッツオイルは、Cocowellの3種類のオイルを活用しています!
https://www.bodymindspirit.jp/SHOP/275458/list.html
◎エクストラバージン・ココナッツオイル(スタンダードでとっても美味しいので、私はレクチンフリー&低糖質のスイーツ作りに大活用!混ぜるだけなので簡単。)
◎プレミアム・ココナッツオイル(甘味がないMCTオイルで炒め物、揚げ物など料理全般に使っています)
◎リキッド・ココナッツオイル(低温でも固まらないのでドレッシング用やスムージーに混ぜる用にしています)
他にもCocowellの乾燥ココナッツ(デシケイテッド・ココナッツ)の「ロング」タイプはそのままオヤツ代わりに食べたり、「ファイン」タイプは野菜のギー炒めに加えるとインドのアーユルヴェーダ料理風になって美味しさや食べ応えが増したり。
ひとつ前の投稿で紹介した「ココナッツミルクパウダー」も相変わらず活用しています♪
■菌活
・腸内の善玉菌を育てて活性化し、悪玉菌を不活性化して(低糖質な食事が悪玉菌に不利な環境となります)善玉菌が圧倒的多数の状態を保つ。
これは心身を心地よい状態に保つための基本中の基本ですね☆
◎私は最強のプレバイオティクス「ケストース」1日1包を空腹時に摂ることを、2017年12月から欠かしていませんし、娘も摂るようになってから小児科にかからなくなって、アレルギー食品(娘の場合、乳・卵・小麦・大豆)を食べても症状がほとんど出ない状態を維持しています。
https://www.bodymindspirit.jp/SHOP/196279/275460/list.html
◎「ケストース」に出会う前、2014年12月から毎日欠かさず3人分を摂っていた「スーパーエリート乳酸菌」、これがスグレモノなので「ケストース」を取り入れてから1人分減らして2人分にしていました。
http://www.bodymindspirit.co.jp/BMS_Nyusan.pdf
途中でケストースを摂る量を増やして、スーパーエリート乳酸菌を1人分だけにしてみたり、摂らなくしてみたり、いろいろ試したのですが
結局、落ち着いたのは(私にとって最適、最強なのは)
毎日ケストース1包+スーパーエリート乳酸菌2人分でした。
スーパーエリート乳酸菌は様々な働きをしてくれているようなので、
いつも寝る前にケストース1包
朝起きたらスーパーエリート乳酸菌2人分を飲んでいます。
マコモ粉末を溶かした「瞑想コーヒー」と共に☆☆☆
■デトックス
・毎日マコモ粉末を溶かして飲用
https://www.bodymindspirit.jp/SHOP/196279/275462/list.html
心身の浄化作用があるので、瞑想実践者も好んで飲用されているのですが
私は2017年11月に出会ってから、欠かさず飲んでいます。
あ、1度だけ例外が。
2018年12月中旬から1か月間、飲まない時があったのですが
2019年のお正月の台湾旅行でとても具合が悪くなってしまうのと
振り返ってみると「導かれる感じ」があまり無かった期間でした。
また飲み始めるとイイ感じが復活して、それからまた欠かしていません。
朝起きた時、出かける前、帰って来た時、寝る前、と
1日に最低4杯(1杯350ml位)は飲んでいます。
職場(サロン)にも置いてあるので、サロンに来る時は1日6杯。
出張に行く際は必ずマコモの入ったボトルを持って行っています。
https://www.bodymindspirit.jp/SHOP/196279/275462/list.html
・胃を休める時間を毎日16時間もつ
このことは、欧米でずいぶん広がっている健康法ですし日本でも周知されてきたかしら?
1日2食にすれば可能です。
そして昼食を1日のメインの食事にするのが最良です。
私は「朝と昼の2食」にするのが、一番快適。就寝時刻が21時頃だということもあります。
これを維持してあげていると、目覚めた時に「だるい」ということがありませんし、好ましくない贅肉もつきません。
ここ1ヶ月は糖質を少しずつ摂る練習と併せて
・家族旅行や出張、同窓会などの際に「夕食」を摂ってみる
・時々は「1日3食」摂る
ということもやってみたところ、
1日3食、摂った翌日は昼1食だけにしたほうが体の心地よさが維持できたのと、
「夕食」を摂ると分かっている時は「昼食」を抜くと良い感じだったので
1日2食がやはり快適でした☆☆☆
痩せたい人は朝食を摂らない「昼と夜の2食」。
そして晩御飯から炭水化物を抜くのがお勧めです。
つまり炭水化物を食べたかったら昼食に。且つ炭水化物を食べる時は、野菜と組み合わせて。
晩御飯は蛋白質と野菜の組み合わせにするのが、痩身コースです。
朝食を摂らないほうが痩せる理由は、午前中は体がデトックス…体の脂肪や不要物を処理する時間なのですが
その時間帯に食事を摂ると「消化」にエネルギーが取られてデトックス作業までエネルギーがまわりません。
なので午前中はデトックス作業にエネルギーを集中させてあげるのが一番。
また「朝ごはんを食べないと力が出ない」というのは単なる思い込み(親や社会からの刷りこみ?)なので
実際は食事をしないほうが集中力も上がり、力も出ます。
朝、起きてから水だけ摂っていれば空腹感は感じにくく、もし空腹を感じたら水を飲むようにします。
果物とかジュースとかコーヒーやお茶も消化活動を促すので、逆に空腹を感じやすくなります。
もし空腹感でフラフラする、とかあれば「お塩」を舐めて、水を飲むと復活しますよ♪
私の1日2食の生活の典型的なメニューは、1年前の記事「レクチンフリーの人はいったい何を食べているのか」
で紹介しましたが、それ以来レパートリーは増えています。
私たちが運営しているCookpadの「レクチンフリー食」のキッチンのレシピ数も80近くに☆
https://cookpad.com/kitchen/25995190
プラス♪
ここ1か月間、私は「レクチンフリー&糖質フリー」から「低レクチン&低糖質」に移行していたので外食できるお店も増えました☆☆☆
◎オーガニックな材料を使っていて
◎レクチン物質の除去をリクエストすることが可能で
◎低糖質な食事にする選択が可能
なのが、私のいる表参道では下記の3店舗です。
「The B」(青山学院大学の近くにあります)
http://theb.jp/index.php
各種サラダボウルがあります。
私は生のサラダよりも火を通したお料理:1回切りのビュッフェ形式アーユルヴェーダ料理(マイボウル)が好き。
※アーユルヴェーダ料理は12時から始まって、料理が無くなり次第終了なので行く時間を選ぶ必要はあります。
※バスマティライスは低糖質で、圧力鍋で炊いていれば低レクチンにも。
※キヌアは圧力鍋で炊いていれば低レクチンなのですが、浸水時間と調理方法を現在確認中。
※酵素玄米は発酵させてあるので低レクチンになっているはず。アメリカに酵素玄米が普及していないので未検証ではあります。
「Trueberry」(表参道店はナチュラルハウスやクレヨンハウスの裏にあります。あと中目黒にも。)
http://trueberry.jp/
毎週、土曜日に数量限定でアーユルヴェーダのランチプレートが食べられます。とっても美味しい!事前予約がお勧め。
あと私が仕事で10:00~18:30に瞑想講座を開く際に「昼食」を食べない、または少量にした時、講座終了後に「パルプスープ」と「パルプブレッド」という糖質フリーの軽食を摂ることがあります。(電話で予約してテイクアウトしてます♪)
http://trueberry.jp/wp-content/uploads/2019/04/TB_19menu_02.pdf
「TOKYO JUICE」(外苑西通りのオーガニックスーパー「ビオセボン」の向かい側にあります。私の職場 BODY MIND SPIRIT表参道サロンから徒歩1分!)
https://www.tokyojuice.co.jp/
私は、グリーンスムージー(POPEYE’S PROTEIN)を昼食代わりにするか、
グルテンフリー&乳製品フリーで、ココナッツシュガーを使用しているスイーツを食べる際は、プレスジュースの中で唯一甘い果物が入っていない「デトックス(GREEN GLOW)」を飲みながら。
まるでスイーツをつまみに、辛口の蒸留酒をクイッと飲んでいる感じ?!です^^
TOKYO JUICEのグルテンフリースイーツを一通り試した中での私のお気に入りは:
「自家製 クルミブラウニー」と「自家製 チョコバナナマフィン」です。
チョコ好きの方には「クルミのブラウニー」が大満足できると思います。
https://www.tokyojuice.co.jp/menu
なんとオーナーのお父様(アメリカ人)がご自宅で焼いているそうで♪
※他にも「UPBEAT!」から仕入れているグルテンフリー&白砂糖フリー&乳製品フリーのスイーツも置いてあるのですが、甘みが強すぎて私も娘も途中で食べられなくなって、全種類1度試したきりになりました。
是非スイーツを楽しみたい時は、上記の「低糖質」の食事のところで明記した:
◆ごはん・パン・麺が中心の食事の後はスイーツをやめておく
◆甘いものを食べたい時は、野菜+蛋白質の食事の後にする
または
甘い果物が入っていない(ストイック系の?!)コールドプレスジュースをクイッと飲みながら、
美味しいスイーツを味わって頂ければと思います♪
これもバランス、ですね☆☆☆